「おい、倉本……倉本!」
先輩社員である鍛冶に声をかけられ、倉本はハッと気が付いた。
どうやら緊張のあまり、周りの音が聞こえなくなっていたようだ。
「鍛冶さん…すみません、ちょっとボーっとしてたみたいです」
「大丈夫か?
まあ、倉本はこういった場は初めてだろうから、緊張するのもわかるよ」
ポン、と鍛冶の手が肩に置かれ、倉本は少しだけ緊張が和らいだ。
鍛冶の手もこれから起こることを想像してなのか、自分と同じように熱くなっていたのだ。
二人は現在、とある大きなホテルに来ていた。
都内でも有数の高級ホテルである。
目の前にあるのは、会食やパーティで使われるような大広間だった。
もちろん仕事のために訪れているのだが、運送業としてではない。
この後行われる”業務”のために、舞台裏で控えているのだ。
一度呼吸を置き、鍛冶が幕に手をかける。
「それじゃあ、行くぞ」
そう言うと、幕を開けた。
部屋の中は薄暗いが、ぼんやりとしたオレンジ色のライトがついていた。
高そうなスーツを着た男が幾人も立っており、彼らは鍛冶と倉本の姿を見るとおお、と僅かにざわめき立った。
「来ましたね、フクツーさん」
「待ってましたよ。さあさあ、こちらへどうぞ」
この集まりは、鍛冶や倉本が普段世話になっている大金商事主催の裏懇親会であった。
今ではすっかり枕営業を行なうことの方が多くなった鍛冶と倉本は、この懇親会でのメインディッシュにあたる。
懇親会参加者に性奉仕をすることで新しく顧客を得られる可能性もあり、
大金商事からもさらに次期契約の話が持ち込まれていた。
この手を逃すわけにはいかないと、鍛冶と倉本は同時にこの場に駆り出されたのだ。
「君が鍛冶君か。会長さんから話は聞いてるよ」
「お招きいただきありがとうございます」
「そちらは?」
「後輩の倉本といいます。一緒に可愛がってやってください」
「ははは、それは嬉しいねえ。
まあ、この人数だと鍛冶君一人では大変だったろうからね…」
大広間に入った二人は、部屋の中心に敷いてあるマットレスの上に通された。
そこは奉仕をするための舞台であり、二人のために用意されたものだった。
すでに滾る男根を携えた男たちは、いつでも奉仕を受けられるよう準備をしていたようで、服を脱いで待っている。
普通であれば異様な光景だが、倉本はごくりと喉を鳴らして鍛冶に耳打ちをした。
「鍛冶さん、これから僕ら……」
「ああ…皆さんにご奉仕をするんだ」
十人を超える人数を相手にするのだと思うと、倉本の鼓動は早くなるばかりだ。
「それじゃあ早速頼むよ。みんな君たちを待っていたんだ」
運送業の制服のまま、二人は多くの人間に差し出された男根を順番にしゃぶっていく。
「新人さんだと聞いていたが…倉本君は丁寧にしゃぶってくれるねえ」
「鍛冶君のフェラも慣れているせいか、的確に良いところを舐め上げてきて…ぐっ…」
大金商事会長のお気に入りである鍛冶はやはり話を聞いている人が多いのか、周りに集まる参加者は多い。
倉本の方は周りの人は少ないせいか、一人一人丁寧に男根を舐めていた。
「んぢゅ…んぶっ…ふうっんむぅううっ…♡」
「ああ、鍛冶君の口マンコ、この吸い付き…たまらないねえ、噂通りだ」
「ありがとうございますっ♡んはぁっ…んんっんぶぅうううっ♡」
乱暴に喉奥に突っ込まれているというのに、鍛冶はむしろ嬉しそうに男根を咥えこむ。
他人のをしゃぶっている間に、鍛冶の両手には別の男たちの男根が握らされており、手でも奉仕を続けていた。
「はむっ…んふっんぶっ…んはぁ…はぁっんぢゅるるる…っ」
「倉本君は随分と熱心に舐めてくれるね。チンポがよっぽど好きなのかな?」
「んはあぁあ…好きです…熱くて雄臭くてガチガチのチンポ大好きぃ…♡」
豪快に喉奥を使って男根を扱いている鍛冶とは違い、倉本はチロチロと舌先や唇を使ってねっとりとした奉仕をしていた。
カリや裏筋、玉袋まで余すところなく男根を舐め上げ、その臭いを堪能している。
そんな二人の様子を見て、参加者の一人がパチンと指を鳴らした。
「どちらも筋金入りのチンポ狂いのようですね。
そこで提案なんですが、フェラが上手かった方に先にペニスを挿入してあげるというのはどうでしょう?」
せっかくの懇親会なのだから余興があった方がいい、と男たちは楽しそうだ。
鍛冶と倉本は目を合わせ、頷く。
「是非、お願いします…♡」
二人同時に舌を伸ばし、ベロンベロンと上下させて男根を誘っていた。
我先にとはちきれんばかりに男根を膨らませた男達が、二人の周りを囲う。
「おお、勝負となった途端に倉本くんもバキュームするようになったぞ!」
「鍛冶君もねちっこく攻めるようになったねえ。そんなにチンポが欲しいのかい?」
男たちの男根を咥えながらも、二人の身体はまさぐられていく。
「ふううぅううっ♡乳首っ♡
乳首こねられながらチンポ舐めるとっ♡
頭バカになるっ♡」
服をめくり上げられ、乳首を捻られながら男根を舐める鍛冶は
舌先で亀頭の先を重点的に攻め、射精を誘っていた。
「おっ♡んおぉおおおおっ♡おっおっ♡おごぉおおおっ♡」
倉本は乳首を両側ともに吸われ、男根を口いっぱいに頬張ってはいるが、うまくバキュームができなくなっていた。
だが唾液が大量に分泌されており、オナホのように口を使われている。
「くぅううう!いいねえ、出すぞ!おら、もっと舌先絡めろ!」
「こっちも出すぞ!喉オナホの奥に出してやるからな!」
鍛冶と倉本にフェラをさせていた男たちは二人の頭を掴み、喉奥目掛けて射精をした。
熱い精液が流れ込んでくるのを、ごくりと音を鳴らしながら飲み下していく。
全てを飲み切った二人は、さらに精液を求めた。
「まだまだいけますよ…この口マンコ、お好きに使ってください♡」
「生意気な枕営業マンだなあ、精液で溺れさせてやる!」
次々と男たちは、鍛冶と倉本の喉を使って男根を扱いていく。
太く熱い男根であろうと、
長さを自慢としている男根であろうと、
全てを飲み込み、我慢汁すら零さずに舐め上げる鍛冶と倉本。
その光景でさらに興奮した男根を治め、幾人もの精液にまみれた頃―…。
「いやあ、どちらの口も良いですなあ」
「全く、甲乙つけがたい」
「さすがは大金商事さんが気に入られているだけある」
男たちは鍛冶と倉本に精液をぶっかけつつ、談笑を続ける。
そこで一人が、我慢できないといったように鍛冶の背後へと回り込んだ。
「もういいでしょう。
二人とも優れた口を持っているということで…
…そろそろこちらも味わいたいものですがね」
男は鍛冶を前のめりになるように背中を押し、尻を突き出させた。
制服を脱がし、下半身を丸出しにさせ、鍛冶の尻肉を左右へと開く。
期待していたのか、鍛冶のアナルはヒクヒクと震えていた。
「抜けがけはずるいですよ」
「何をおっしゃる、先ほどフェラの順番を譲ったじゃないですか」
「まあまあ皆さん、倉本くんもいることですし…」
倉本も鍛冶と向かい合わせになるように前のめりに倒され、尻を出される。
鍛冶と比べて小ぶりな尻を、男は執拗に撫でまわし、ローションを丁寧に塗っていった。
「倉本君はまだ経験が浅いだろうから、念入りに塗ってあげないとね」
「ふうっ……お、お気遣い…ありがとうございっ……ますぅっ♡」
興奮しきっている倉本は、ローションを塗られる感覚だけで背筋を震わせ、男根を滾らせた。
だらだらと我慢汁が流れている様子を見て、男たちはニヤニヤと笑っている。
「さあ倉本君、力を抜いて……」
倉本をアナルに男根をあてがい、男はゆっくりと尻を撫でる。
「鍛冶君も先輩として、尻穴奉仕のお手本を見せてあげないとね」
同じく鍛冶もアナルに男根をあてがわれる。
倉本と違う点と言えば、自ら尻肉を左右に開いていることだろうか。
まるで犬のように舌を垂らし、鍛冶は挿入を心待ちにしている。
「しっかり……お手本、見せます……♡」
「鍛冶さんみたいに……ご奉仕できるように頑張ります……♡」
とろけた表情で言う二人のアナルに、それぞれ男根が押し沈められていく。
「はぁっ……はぐぅううっ……♡」
「うあぁっ……あ、あぁぁああっ……♡」
ゆっくりと入ってきた男根を受け入れ、鍛冶は仰け反って感じ入り、倉本は背中を丸めて跳ねさせていた。
全く違う反応の違いに、会場は大いに沸き立つ。
「鍛冶君の穴はやはり名器だね…こなれてきているのがわかる、よい感触だ…」
「倉本君はまだ初々しさが残る穴ですよ!
ああこれは…ついつい乱暴にしてしまいたくなるっ…!」
倉本側の男は、倉本の腰を掴むと強めに腰を入れ始めた。
ローションの水音が弾けているのがよくわかるほど、強いピストンが繰り返される。
「ふぐぅうっ♡おっ♡おっおっんおぉおおおおっ♡」
力強い挿入でごりごりと抉られ、堪らず鍛冶にもたれ掛かる。
倉本はだらしない顔を披露することになった。
涎を垂らし、擦り寄るように腰を自らもくねらせ、快楽を得ている。
それがアナルの中の具合に直結しているのか、挿入の激しさは増すばかりだ。
「後輩に負けているぞ、鍛冶君。君も善がりなさい」
「んあぁあああ♡ んおっ、おぉおおおっ♡」
気持ちよさそうな倉本を眺めていた鍛冶は、突然訪れた快楽に身を捩らせた。
肉壁を擦られ、ゾクゾクとした快感が全身に回り、鍛冶はたまらず精液を溢れさせた。
トロトロと流れる精液を掬われ、そのまま鍛冶の男根も扱かれる。
「んおぉおぉおっ♡それッそれやべでっ♡チンポ壊れるっ壊れるぅうううっ♡」
「すまないね、これをすると締まりがよくなるものだから…」
善がり狂う鍛冶を横目に、倉本もピストンに揺らされ、絶頂が間もなくといった具合だった。
鍛冶はいうまでもなく、すでに絶頂しているが手コキとピストンが合わさり、
またも絶頂させられそうになっている。
「お"ぉおおおっ♡ケツマンコの中かきまぜられてっ♡頭おがしぐなるっ♡」
腰をガツガツとぶつけられ、倉本の男根も上下に揺れていた。
自分たちが気持ち良い体勢を崩さぬよう、お互いを支えあうかたちになっている。
我慢汁を撒き散らしながら善がるその様子は、挿入している男たちをより興奮させた。
「チンポっ♡ チンポぎもぢいいいいいぃいい♡」
この快楽には慣れているはずなのに、否、慣れている故か
善がり狂う鍛冶は、見ている男たちに生唾を飲み込ませた。
すっかり快楽の虜になった鍛冶と倉本の快楽は限界が訪れ、二人は同時に達する。
「もうっもうだめっ♡イクっイキますっ♡尻穴でイッちゃいます♡」
「イグゥッ♡チンポバカになってイグゥウウウウッ♡」
彼らの絶頂と共に、ドクッ、と鍛冶と倉本のアナルの中で、男たちの熱が爆ぜた。
ゴムの中に大量に吐き捨てられる精液の熱さに身を震わせ、それぞれアナルがきつく締まっていく。
「おぉお~……キュキュッと締まって……尻穴が媚びてるねえ」
「いやあ、大した穴だ……さあ、お次の方どうぞ」
満足した男たちはたっぷり精液の詰まったゴムの付いた男根を引き抜き、使ったアナルを広げて順番待ちしている男たちに向けさせた。
「も、もっと……チンポください……♡」
「使って……どうか、自分の穴を使ってください……♡」
腰を振り、鍛冶と倉本も男たちを誘う。
そこからは身分関係なく、ただただ肉の交わり合いが続いた。
「ほらほら倉本君、先輩の鍛冶君は口と穴と手を使ってるんだよ。君も使わなきゃ」
「んぐぅううっ♡ ぷはっ……は、はいっ……んおぉおおっ♡」
「鍛冶君、締まりが悪くなってるよ。そんなんじゃ契約更新してもらえないよ?」
「が、頑張って締めるのでぇっ♡チ、チンポ抜かないでっ……♡」
大勢の男の男根を咥えさせられ、扱かされ、挿入され、二人の身体はどんどん汚れていく。
口で奉仕したものをアナルで迎え入れ、別の男根を手で慰め、愛撫を施されて醜態を晒すように仕向けられた。
それでも鍛冶と倉本は一切拒絶をしない。
二人はもう、完全に肉欲に溺れることこそが使命となっていた。
「さあほら、これで最後だ!全部搾り取れよ!」
――……。
懇親会も間もなくお開きという頃、まだ挿入された状態の二人がいた。
長時間での性接待で疲労が溜まっている二人は、快楽の甘い微睡みの中にいた。
蕩けた顔を晒し、二人は最後の熱を求める。
「んあっ…出してください♡熱いの注いでくださいぃぃいい♡」
「んおぉおッ♡どうか卑しい俺たちにッ慈悲をくださいぃぃいいッ♡」
「仕方のない業者だな!おら!出すぞ!」
最後の射精を鍛冶と倉本に与えるため、男たちは腰を振る。
二人の身体を使い、射精寸前にまで硬くなった男根を最奥にまで突き入れ、男たちは果てた。
「んおぉおおおおおおおお♡チンポくるッくるぅぅぅぅっ♡」
「んぶぅぅぅうう♡んおぉおっ♡熱いっ気持ちいいぃいいいいっ♡」
アナルの中で果てるペニスの重みに、二人は今日で一番の絶頂を得た。
そして、男根が引き抜かれていくと限界だとばかりに、鍛冶と倉本は倒れ込む。
「いやあ、年甲斐もなく頑張ってしまいましたよ」
「一番射精していたんじゃないですか?」
「彼らの身体が良かったからでしょうね。
しかしこんな接待を受けられるなら、うちも契約考えましょうかね」
すでに楽しみ尽くし、身なりを整えた参加者たちは、二人が乱れる姿を酒の肴にしていた。
倒れた二人を見てお楽しみは終わりだと察し、各々自由に好き勝手なことを言っていく。
ぼんやりとした意識の奥で周りの声を聞き、どちらからということもなく、自然と鍛冶と倉本の口が動いた。
「ご利用…ありがとうございましたぁ…♡」
身体のあちこちから精液を流し、二人の枕営業担当は嬉しそうに微笑むのであった。
-END-
原作:蕎麦枕さま
運送業界シリーズSSはこれにて一旦終了です。
最後までお読み頂き有難うございました!次回作もよろしくお願いします😊