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④ しばりしばられ【特別編】投獄沙希ちゃん

前のお話 → https://www.fanbox.cc/@nobe/posts/3437787


「光姫ちゃんも猿轡しましょうか。」


縄原は私の目の前にボールギャグを垂らした。


「……?」


縄原はボールギャグを私につけることはなかった。


「ふふふ…たくさん捕まってる光姫ちゃんなら分かるわよね。私が求めているコト。」


「っ…!」


私は理解した。縄原は私が自らボールギャグを咥えることを望んでいる。そして、私に拒否権というものはなかった。


「ぁ……はむ…」


私はボールギャグを咥えた。新品特有のゴム臭い匂いが鼻から抜ける。とても気持ち悪い。


「ほご…ほごぉ…!(早く…してよ…!)」


「そんなに猿轡が好きなのねぇ」


縄原は満足したように微笑むと、私の頭の後ろでボールギャグのベルトを締めた。


「ほご…ぁ…(きつぃ…)」


ギチっと締められたボールギャグのベルトが頬に食い込む。言葉は完全に奪われ、早くもボールギャグの穴からは涎が滴り落ちていた。


「まだまだプレゼントがあるのよ。」


そういうと縄原は私たちの股間にローターを挟めた。1番弱いところに当たるように股縄で固定された。

そして、ローターのリモコンを後ろ手に持たされ、そのままテープでぐるぐる巻きにされた。両手を封じられ、動かせるのはローターのリモコンを持っている手の親指だけだった。


「ふふ、沙希ちゃんには光姫ちゃんの、光姫ちゃんには沙希ちゃんのローターのリモコンを握らせておくわ。脱出に飽きて刺激が欲しくなったら使いなさい。」


「むうぅ…(そんなことしないもん…)」


「それじゃ、私は別室のモニターで楽しませてもらうわね。」


そうして私たちは牢屋の中に残された。


__________________________


「もご…(何もなかった…)」


足は自由だったので牢屋内を探索したものの、縄抜けに使えそうなものはなかった。


「むぐむぐ…!」


「もが…(沙希?)」


沙希は落ち込むことなく後手を私に向けてきた。


「うむー!」


「(そうか…!足で縄を…。)」


私は意思を汲み取り、両足を使って沙希の後手の縄を解きにかかった。


「ん…んむ……(こんなにギチギチに縛ることないでしょ…)」


分かってはいたが、縄原の縛りを解こうなんて不可能に近かった。それでも私は頑張って足の指を動かした。


カチッ


「むぐ……(ぁ…)」


早く解こうと焦り、沙希が握るローターのリモコンを起動させてしまった。


ヴィィィ


「むぐぅぅ!?!?(ローターが……!!)」


私の股間でローターが震え始めた。縄原が秘部に当たるように固定したため、弱い部分に的確に刺激が伝わった。


カチッ


「むぅ…!?(ぁ…!?)」


ローターの刺激で身体を仰け反らせた反動で握っていたリモコンを起動させてしまう。


ヴィィィ


「んむぅぅぅ!?」


沙希のローターも起動し、身体を仰け反らせていた。


ヴィィィ


「ほごぉ…!」


「んむぅ…!」


牢屋内にはローターの振動音と私たちのくぐもった声だけが響いていた。


ヴィィィ


「ほご…ぉ……(なに…これ…)」


耐え難い責めを受けているはずなのに、私の身体は不思議とローターを拒むことはなかった。


「(気持ちいい…。)」


自分がおかしいのは分かっている。敵に捕まり秘部を責められているというのに快感を受け入れているのだ。


「んむぅ…。」


どうやら沙希も同じことを思っているらしい。頬を真っ赤に染めながら私の方を見つめていた。


いや…私は悪い人に捕まっていつも興奮するわけではない。

恐怖心もあるし、見ず知らずの人に痴態を見せることには生理的な嫌悪感すらある。

でも、私は現在進行形で興奮している。

なぜ……。


「んむぅ…むぐぅ……。」


あ…そうか……。

目の前で身体を捩らせている沙希を見て、私は悟った。

沙希と一緒だからかな…。


「ん……(沙希…)」


「むぅ…(光姫…)」


コクリ…


私たちはアイコンタクトをして、頷いた。


カチッカチッ…


ヴィィィ

ヴィィィ


ローターの出力をどんどんと高めていく。


目の前の沙希はギチギチに縛られ、ローターによって身体中に刺激を受けている。甘い吐息と涎を垂らしながら私の方をじっと見つめていた。…ひどい顔だ。いつもの可愛い沙希ではない。秘部を刺激され、そして快感を求めている女の顔だ。

……私もひどい顔なんだろうな…。

それでも…私は沙希を見ながらが…良いよ…。


カチッカチッ


ヴィィィ


お互い、ローターの出力を上げていく。


そして、その時が来た。


「むぐぅぅ!!!!(光姫!!)」


「ほごぉぉ!!!!(沙希!!)」


そこで私たちの意識は“飛んだ”。


__________________________


私たちが目を覚ますと待ち合わせ場所の駅前のベンチに腰掛けていた。驚くべきことに、身体拘束は解かれていた。


「あれ…私たち…何で?」


「ふふ…どうだったかしら?市長の私自らが企画したリアル脱出ゲームは?」


腕組みをしながら私たちを見下ろしていたのは縄原だった。


「縄原!?…どういうこと?あなたの目的は私たちを…」


「あら、私は言ったわよ。"アトラクションだから気軽に楽しみなさい”って。」


「そんなこと…」


確かに言ってたけど…


「あなたたち市民が楽しめる街づくりも市長の重要な仕事よ。…もっとも、あなたたちは別の楽しみ方をしたようだけど?」


「…///」


「企画はまだまだあるから楽しみにしてなさい。まぁ今度は普通に捕えるのが目的かもしれないけどね。adiós。」


縄原は車に乗り込み颯爽と去っていった。



駅前に残された私たち。

拘束は解かれていたものの、身体はまだ欲求不満だった。


「「………。」」


私たちは数秒見つめ合い、同じタイミングで口を開いた。


「……光姫」


「……沙希」


「「縛っていい?」」


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