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しばりしばられ10 その⑨ 実力の差

「はぁ…はぁ……」


「もう終わりですか?」


力の差は圧倒的だった。数回交えただけで優奏の息は絶え絶えになっていた。対する和奏は余裕の面持ちで優奏を煽る余裕さえあった。


「く……(アレさえ奪えれば…)」


優奏の狙いはローターのスイッチを奪うことにあった。交差するタイミングで和奏にローターを仕込み、スイッチを奪う。そしてローターを起動させてしまえば和奏を無力化できると考えていた。


「さぁそろそろ終わりにしましょうか。」


和奏はクナイを構えた。優奏に残されたチャンスは一度だけ。


「いくよ…お姉ちゃん…!」


そして再び二人は交差した。


__________________________


「く…そ……、やっぱり強い…。」


優奏は膝から崩れ落ちた。それと同時に優奏の服はビリビリに剥がれ落ち、黒色の下着が露わになった。


「脱走した悪い子はギチギチに縛ってあげますね。」


和奏は麻縄の束を持って優奏に近づいていく。


「お姉ちゃん、私の…勝ちだよ…!」


和奏が縄をかけようとしたその時、優奏はくるっと振り返り和奏と対峙する。


「っ…いつの間に…。」


優奏の手に握られていたのはローターのスイッチだった。


「形勢逆転だね…!」


〈カチッ〉


優奏は勝ちを確信してローターのスイッチを起動させた。


〈ブィィィィィィン〉


「ひゃぁん…!な…なんで……!?」


ローターは優奏の股間で振動を始めた。ローターの刺激により体勢を崩したタイミングを逃さずにすかさず和奏は優奏を拘束する。


「ぁう…!」


両手を後ろに回され捻りあげられた優奏は苦悶の表情を浮かべる。


「まだまだですね、優奏。」


「そんな…あの一瞬でローターを入れ替えたっていうの…。」


「これが実力の差ってやつですよ。」


〈シュルリ…〉


〈ギチギチ…ギチギチ…〉


「ぁ…くっ…!」


勝負に負けた優奏は大人しく縛られることしかできない。無常にも優奏の身体には麻縄がぐるぐると巻き付けられていく。


「逃げ出した罰です。キツく縛ってあげます。」


「ふん…、お姉ちゃんの縛りなんて大したことないもん…。」


「そうですか。」


〈ギュゥ…〉


「っ…ん……!!!」


和奏は強く縄を絞り、麻縄は優奏を強く締め付けた。しかし優奏は悲鳴はあげなかった。


「なるほど、心までは屈しないというわけですか。」


そういうと和奏は優奏の腰に麻縄を巻き付けていく。


「っ…(股縄…)」


「さぁ、屈しなさい。」


〈ギュゥ…〉


股間に通された縄を力強く引っ張る。麻縄が股間に食い込み秘部を刺激する。痛みとは違う刺激が優奏の全身に電撃のように駆け巡った。


「ひゃぅ…!」


これにはさすがの優奏も声が漏れ出てしまう。


「可愛いですよ。もっと鳴きなさい。」


〈ギュ…ギュ…〉


「ぁ…やめ…ひっぱらないで……」


股縄をクイクイと引っ張り優奏を辱める。後手に縛られた優奏は抵抗することなどできずにただ股縄責めが終わるのを願うことしかできなかった。


「まぁそろそろ良いでしょう。」


「んふぅ…っ…!」


股縄を弄られた優奏は身体がビクッビクッと痙攣していた。力なく床に膝をつき和奏を見つめることしかできなかった。


「我ながら綺麗な縛りですよ。後手に縛って胸の上下にも胸縄を通してあげましたよ。股縄でローターを密着させてあげているので気持ち良いでしょう?」


「気持ち良くなんか…っんくぅ…!」


「身体は正直ってやつです。さぁ仕上げですよ。」


そういうと優奏をうつ伏せに寝かせて逆海老縛りを施し始めた。


〈ギュゥ…〉


脚を数カ所縛り、足首の縄と後手の縄を結んだ。


「んぁ…」


縛られている最中も優奏は股間のローターに苦しめられていた。


__________________________


「降ろしてよ…!」


数分後、優奏は修練場の梁から逆海老縛りを施された状態で吊るされていた。縛られ、吊るされる姿はまさしく囚人そのものだった。


「ん…っ!」


〈ギィ…ギィ…〉


縄抜けしようともがいても吊るされた自身の身体が僅かに揺れる程度だった。


「惨めなものですね。あれだけ強がっていたのにあっさりと捕まり醜態を晒してしまうなんて…。」


「うるさい…よ。」


「そんな姿になっても威勢はいいのですね。」


「ふん…!私は捕まったけど、沙希さん達は今頃…」


「……逃げ切れていると思いますか?」


「っ…?」


和奏の余裕そうな言い方に若干の不安が募る。


「ふふふ…」


和奏は微笑しながら3台の三角木馬を用意した。


「3台……まさか…。でも…」


「優奏、ここはくノ一のお屋敷ですよ。貴女の知らない仕掛けもたくさんあるのです。」


〈パチンッ〉


和奏は指を鳴らした。


〈ガコン〉


天井が開き3人の人影が降ってきた。


「あいたたた…」


「ここは…?」


「え…修錬場…!?」


尻餅をついて上から降ってきたのは沙希、光姫、友梨の3人だった。


そしてそんな3人が目にしたものは、和奏に敗北し、縛られて吊るされている優奏の姿だった。


「優奏ちゃん…!?」


3人の顔は絶望色に染まっていく。


「再び縛られてもらいましょうか。」


和奏は麻縄の束を手に持ち不敵に笑った。

Comments

すみません…! 古町姉妹の戦いを書きたくて…ついつい筆が進んでしまいました…! やっぱりお姉ちゃんは強しです!

のべ

描くべきシーンが多い…(^^;

ふぇむと

ありがとうございます! 早いうちに次回更新できるように頑張ります٩(^‿^)۶

のべ

毎度毎度続きが気になる終わりかたで次回更新が楽しみです! 優秀な和奏ちゃんもかっこいいですがやっぱりポンコツな和奏ちゃんも大好きですね(笑)

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