ぶっちゃけ漫画は早く描けければいいというものではないので、
善し悪しの話ではありません。
ただ週刊連載は、やはり早く描く技術が必要で、それについてのお話。
先日、とある漫画家さんと
「どうやったら漫画は早く描けるのか?」という話になりました。
かつて藤子不二雄先生は、
自信をもって引かれる一本一本の線のスピード。
その僅かな差が根本的な早さの違いになるとおっしゃられてました。
ですが、これは才能に直結しているので
これを知ったからといって再現性がありません。
ではどうするか?
長年週刊のペースでやってきた自分としては、
結局のところ『下描きをいかに簡略化するか』
が早さの決め手だという結論に至りました。
まぁ、バクマンでも言ってましたね。
ちなみに現在、僕は漫画だけに集中できれば
一日で14ページ描くことが可能です。
実例としてはこんな感じ ↓
日付と時間が描きあがった時間と思ってくれれば。
これは常に14ページではありませんが、大体こんなペースです。
では今回は特別に90話の扉絵を使って
僕の下描きがどんなものかお見せしましょう!
ではこれが僕の下描きです!
横の文字はスタッフへの指示です。
メルヘンってなんだよ(笑)
相変わらず指示がざっくりしてますねー。
ちなみにキャラの部分をアップにするとこんな感じ。
はい、これが下描きです。
そして、ここから、もうペン入れに入ります。
ペンを入れるとこんな感じ。
人物の細部を下描きでは描きません。
下描きでほしいのは大体の位置。
特に僕にとっては頭の大きさが重要です。
これを間違えると最終的にバランスが取れず
ロスタイムがでかいです。
なのでディティールではなく
位置や大きさに気を使っています。
ちなみに二つを重ねるとこんな感じ。
バランスさえ正確にとれていれば
細部は一発描きで意外と描けます。
とくにパソコンでの作画だと
ペン画も消せるし、アンドゥもあるもんね!
さぁ、みんなもレッツチャレンジ!
一応、スタッフの背景や仕上げが入った完成版も
おいておきますね。
それではまたー
山口透析鉄
2020-07-04 00:41:48 +0000 UTC