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コミッションss『その肉体は伝説となる』(3)

いつものように宿に泊まり、外も真っ暗になった頃。 「勇者様、よろしいですか?」 これから休もうとしていたところへドアが開かれ、僧侶が部屋に入ってきた。 慌てて外しかけた装備を着けなおす勇者。 「いいお酒を頂いたので、ご一緒にと思いまして」 片手で持っている酒瓶を示す僧侶。おそらく部屋に入る口実のために彼女が買ったものだろう。 瓶の横に並ぶ爆乳を強調するように両腕で挟んでたわませながら、勇者に向けてだぷだぷと揺らしてみせる。 誘っているのは誰の目にも明らかだ。 「……明日も早いんだから、もう休もう」 しかし、勇者にそのつもりはない。 やんわりと断りながら、自分の部屋に帰ってもらおうとする。 実際のところ、1人にならないと抑えつけている乳房を丸出しにすることも、乳首や股間を弄って性欲を発散することもできないのだ。 ただ、今この場においてその対応は悪手だった。 「…………」 僧侶は無言のまま、その表情が冷たくなっていく。 手から酒瓶が抜け落ち、カシャンと音を立てて割れる。 「いつになったら私を見てくれるんですか!」 今まで見たことのない剣幕で声を荒げる僧侶。 勇者の態度に痺れを切らした様子でさらに言葉を続ける。 「いくら誘ってもロクに反応してくれないし、いつも戦士の方ばっかり気にしてるし!」 戦闘で常に目立っている女戦士への嫉妬を爆発させる。 自分がまともに戦えていなかったフラストレーションもあるだろうが、それ以上に勇者が隣にいる自分に意識を向けていなかったことが余程悔しかったらしい。 勇者としてはパーティーのリーダーとして女戦士の振る舞いを懸念していただけなのだが、微妙にすれ違っているようだ。 「街中でも、男の方を気にしてばっかじゃない!」 溜め込んでいたものを吐き出す僧侶。それは勇者が女子ゆえの反応や警戒心からくる行動だったのだが……。 秘密を知らない彼女は、勇者が女性的な相手を好まない特異な癖の持ち主だと思い込んでいるようだ。 「あの戦士みたいなのが好みなら、こっちにだって考えがあるわ」 まくし立てながら彼女が取り出したのは指輪だった。 装飾や幅からして、女子が着けるアクセサリーにしてはゴツく見える。 「それは……」 「ちからの指輪よ」 着用者の攻撃力を上げる装備品。 道中でドロップしたものを、こっそり持ち歩いていたのだ。おそらくは女戦士への対抗心ゆえだろう。 ただ問題はそこではない。ルビスの加護を受けた彼女の攻撃力が上がるとどうなるのか……。 ちからのたねを食べた戦士の姿が脳裏に浮かび、これから何をするのか理解する。 「やめるんだ、そんなことしたらっ……!」 「いいえ、無理やりにでも私を見てもらいます」 ヒートアップした僧侶に、勇者の声は届かない。気性もかなり激しくなっているようだ。 そして、無骨な造形の指輪を、勇者の目の前で指にはめた。 「あぁ……♡」 全身をぶるぶると震わせ、うっとりとした表情を浮かべる僧侶。 次の瞬間── モコッ むっちりと肉のついた二の腕が膨れ上がる。 豊満な体型をした僧侶だが、それが脂肪ではないことは一目でわかった。 もっと固くて独特の形状と筋の浮き上がった輪郭。 全身に凹凸を伴いながら、女戦士の肉体で見たような体型へと変貌していく。 着ていたインナーが悲鳴を上げ、肩や太腿のまわりで断線していく。 「鬱陶しい……ふんぅ!」 ビリッ、ギチッ……バリバリィッ! 手足を軽く曲げながら、全身に力を込める僧侶。 身体に密着していたオレンジ色の薄布、破けかけのそれが裂けてゆき、全身の肌が露わになる。 それでも肉体の成長は止まらず、両脚も脂肪を押し上げ追いやるように、彼女の筋肉が肥大化していく。 「へえ、思ったより気分がいいものね」 ニヤリと口角を歪めながら自分の身体を見下ろす僧侶。 しばらく満足げに自らの筋肉を眺めたのち、勇者へと視線を戻す。 「こういう身体に欲情するんでしょ?ほら、もっと見なさいよ」 見せつけるように全身に力を込めながら、呆然と立ち尽くす勇者へと近づいていく。 最近は女性的な表情で誘うことが多くなったとはいえ、言動はまだ敬虔で理性的な僧侶らしいままだった。 しかし今の欲望を丸出しにした表情も、女としての恥じらいを感じない行動も、極めつけに勇者に対しての不遜な態度も、これまでの彼女とは似ても似つかない。 まるで、己の肉体が第一の女戦士のような……。 ガシッ 「うわっ!?」 厚手の装甲を着けたような分厚くゴツくなった両手で勇者の肩を掴み、ぐいっと後ろにあるベッドへ押し倒された。 (力がいっそう強くなって……!) レベルに伴って能力が上がっているのは理解していた。 勇者も加護によってある程度強化されているのだが……抗えない。 肥大した筋肉とともに異常なほどに強くなった膂力のまま、がっしりと身体を固定されてマウントを取られてしまう。 「服が邪魔ね」 ビリビリィッ! 僧侶は太くなった指で勇者のズボンを掴み、強引に引きちぎる。 相手を支配していることを実感して、支配欲と性欲に満ちた獰猛な笑みを浮かべる僧侶。 ちからの腕輪は装備した者の力を上げるのだが、それだけではない。着用者の精神すらも変えてしまうのだ。 力を振るうのに合った性格に……女戦士のような「ちからじまん」に。 「私の方がずっとイイって、嫌でも分からせてあげる」 たとえ今は強引でも、この身体で満足させればどうにでもなるだろう。 筋肉とともに湧き上がる全能感が、そう結論を出していた。 すでに僧侶の中にまとも理性は存在せず、欲望のままに犯してしまおうと下半身へと手を伸ばし── 「えっ……ない?」 露わになった勇者の股間を見て手を止める。 そこに肉棒はなく、きれいな縦の割れ目のみがあった。 それどころか奥にある尻肉はどっぷりとたわみ、太腿はむちむちとハリのある肉で張り詰めている。 これでは、目の前の相手が自分と同性だということに……? 「…………」 しゅるっ……ぶるんっ! 勇者は黙ったまま両手で胸に撒いたサラシをほどいていく。 丸々とした乳房が露わになり、仰向けゆえ饅頭のようにたわんだ乳肉が胸板を埋め尽くした。 「僕は女だ。だから君の欲望には堪えられない」 「!?」 自分の身体を僧侶に示しつつ、淡々と告げる。 流石に想定外だったのか、目を見開いて固まる僧侶。 勇者からしてみても、これは最終手段だ。 秘密を明かすことにはなるが、これで冷静になってくれれば、まだ彼女を落ち着かせることができる。 そして自分のペースに戻せると、そう思っていたのだが── 「……この際どうでもいいわ、むしろ私の身体に興奮するなら好都合かも」 男のような、むしろ男以上に逞しいこの肉体に、女なら発情するだろう。 女戦士のような筋肉を得た僧侶は、思考すら戦士のように乱暴なものへと変容していた。 再び動き出し、勇者の太腿くらい太くなった腕を伸ばしていく。 「こんなデカパイ、見せたところで興奮するに決まってるでしょ」 むぎゅ! 「ひゃうっ!?」 そして、勇者の爆乳を鷲掴みにした。 成長を続けていた乳房は、僧侶の分厚く大きくなった手のひらでも覆いきれていない。 溢れる乳肉は刺激を受けて疼きと快感を一気に増幅させ、思わず喘ぎ声が漏れる。 流石に抵抗しないとまずい、危機感を覚えた勇者は仲間に対する加減を捨て、全力で腕を押し返そうとする。 「落ち着け、こんな事をしても何にもならないだろ!」 「このっ、まだ抵抗するなんてっ……!」 要因はいくつかあった。 発情した僧侶が勇者の手首を掴み、ベッドに抑えつけようとしたこと。 ちょうど、着けていた腕輪がそれを遮るように掌に干渉していたこと。 僧侶の攻勢に勇者の抵抗、2人分の力が加わったこと。 そして── バキッ 勇者が装着していた腕輪は、あっけなく折れてしまった。 手の中で起きた鈍い衝撃に、反射的に腕を離す僧侶。 おくれてベッドの上に破片が落ち、肌色の手首が露になる。 彼女の肉体をかろうじて抑え込んでいた装備品はあっけなく砕けていた。 「ん?」 「あ……あぁっ!?」 事態を理解して目を見開く勇者。 抑制の腕輪がなくなった今、彼女の身体を押し止めるものは何もない。 女戦士がメタルキングを倒したときのように、変化はすぐに現れた。 「ぐっ、うあぁっ!!」 全身に押し寄せてくる熱に絶叫する勇者。 僧侶も想像していなかった事態に、体勢はそのままながらも少しばかり困惑している。 今まで抑えつけていたアイテムが突然破壊されたことで、溜まっていたステータス……肉体の成長分が解放されたのだ。 加護による効果が、勇者をレベルに合った体格へと半ば強引に変質させる。 女性として、そして一流の冒険者としての成長分が、一気に全身に反映されていく。 どぷんっ! まず、胸が一気に膨れ上がった。 両手で抑えつけるが、ジャッキのように強引に押し上げられていく。 ムグッ、ググッ……モゴッ! 女性らしい丸みの奥から、筋肉が盛り上がっていく。 僧侶の変化よりもより顕著であり、全身が分厚い筋肉で覆われていく。 勇者として今まで高められてきた攻撃力、パーティー内でもかなり高いそれが、バルクという形で反映されたのだ。 ミシッ、ギチチッ…… 今の体躯では肉量が収まりきらないと言わんばかりに、骨格ごと発達していく。 肩幅はさらに広がり、華奢でスラリとしていた肢体が冒険者らしい太くゴツいものへと変質していく。 同時に背丈も伸びてゆき、縦も横も僧侶よりも大きくなっていく。 ギュムッ……ボゴンッ!! 土台となる骨格が出来上がった途端、爆発的に筋肉が増加した。 腹にはボコボコとした陰影が生まれ、汗ばんだ肌からはムワリと熱気のこもったメスの匂いを放ちだす。 同時に筋肉の上に女らしい脂が乗り、全身が丸みを帯びた輪郭を描く。 「うわ、エッロ」 僧侶は自分以上に逞しくなっていく勇者の身体を見つめて思わず本音をこぼす。 力の指輪で性格と肉体が変化したため、筋肉すらも彼女の興奮材料となっていた。 勇者の身体は、女体美と肉体美が融合したものへと変貌していく。 そして首から下とは対照的に美少年のようだった顔立ちはそのままなのが、余計に性的な印象を強めていた。 「うっ……?」 全身を襲っていた違和感が引いてゆき、周囲を確認する勇者。 身体を動かそうとする勇者だが、自分の腕のはずなのにずっしりと重い。 しかし手応えとは裏腹に、その重量を思い通りに動かせてしまう。なんとも異様な感覚だった。 嫌な予感を抱きながらも、何が起きたのか確認するべく顔を上げ── 「ぼ、僕の身体……っ!?」 視界に飛び込んできたのは、胸板の上を埋め尽くした爆乳だった。 それを大胸筋が押し上げており、目の前の下半分を占領している。 丸々と張り詰めた2つの乳塊は、そのハリと弾力ゆえに完全な谷間になっていない。隙間の奥には、ボコボコに盛り上がった腹筋が見えた。 さらに向こう側にあるのは、ベッド上で軽く曲げた両脚……2本の太腿は凄まじいボリュームで、片脚だけでも胴体と同じほどの太さがありそうだ。歴戦の戦士であってもここまで太くはならないだろう。 筋肉の陰影が見えつつも、女性的な丸みを感じさせる輪郭を描いている。 「そんな……!」 そして持ち上げた腕も、こん棒を2本並べたような太さに変貌していた。 軽く力を込めただけでビキリと筋肉が盛り上がり、見るからに固く、血管が浮き上がる。 ボコボコと連なった先にあるのは、その腕に見合うサイズの分厚い両手。指も太く、グローブをはめたような印象すらある。 動かしている彼女自身の首も、身体との境目が分からないほどに太くなっているのだが……まだ気づくことはできていない。 そして呆然と己の身体を眺めていられたのは、ここまでだった。 「あっ……ひぁっ!?」 突然、自分の身体を抱き締めて喘ぎだす勇者。 極太の腕に押し潰された乳肉が、上下から窮屈そうにあふれだす。 今まで抑え込んでいたのはサイズだけではない。 胸が、股間が、筋肉が……熟れた肉体に見合った性感帯へと「成長」し、一気に快感が押し寄せてくる。 「うっ……あぁっ♡」 「必死に身体を抑えて……ヤりたくて仕方ないんでしょう?」 全身からこみ上げてくる、強烈な性欲と疼き。 それは女戦士や僧侶の変貌ぶりやはしたない振る舞いを、仕方ないと身体が真っ先に納得してしまうほどだ。 腰をくねらせながら内腿を擦り合わせ、艶めかしい声をあげる女勇者。 その様子を眺めつつ、今の自分たちのように変わったのではと期待する僧侶だったが── 「ダメだ、こんなこと……っ!」 彼女はまだ、勇者としての理性を保っていた。 肉体がレベルアップによって肥大化、性欲も急激に増大し、耐えがたい疼きでいっぱいなのは事実だ。 しかし、だからといって一時の性欲に任せて仲間と行為に耽るなんて……。 彼女の勇者らしい思考と性格が、行動にストップをかけていた。 「……まだ抵抗するのね」 僧侶の視線が、すっと冷たくなっていく。 もう後戻りをする気はない。 勇者は変化したばかりで戸惑っているが、先に巨体となった彼女もまた同様に疼く身体を抱え、発情しているのだ。 ただ性欲のままに、目の前の相手にぶつけることしか考えられなくなっていた。 「いいわ、こっちにもまだ奥の手があるもの」 僧侶は、勇者の筋肉にまみれた肉体の上で軽く腰を持ち上げる。 そのまま片腕を自らの下半身へと潜り込ませてごそごそと動かし……数秒して、するりと何かを取り出した。 その手に吊るされているのは、レースのあしらわれた薄手の黒布で構成されたもの。 下着のようにも見えるが底はなく、太腿のあるだろう位置に向かって何本かひもが伸びている。 「これは……」 「ガーターベルトよ」 独特の形状をしたそれは、僧侶の装備品だった。 勇者は思い出す余裕はなかったが、ガーターベルトはちからの腕輪と同じような効果を有している。 すなわち、着用者の性格を「セクシーギャル」に変えてしまうのだ。 僧侶は自らの肌で湿ったそれを、勇者の腹部へとあてがう。 くびれつつもむっちりと肉の乗った腰へとベルトの生地が回され、一周した布の両端をへその前でパチリと固定した。 「あっ……」 勇者であっても、装備品の効果は適用される。 そもそもこれらは純粋なバフであって、着けた者に不利益を与えるものではない。 着用してすぐに、ガーターベルトは彼女のステータスを変化させた。 ドクンッ! 自分の肉体を見つめているだけなのに、勇者の胸が高鳴りだす。 性欲や衝動を強引に抑えつけていたはずの頭の中のブレーキが、そのブレーキごと消えていく。 (あれ……?なんでガマンしてたんだっけ) 自らの思考に疑問を抱く勇者。 性格から変えられた故に、思考が根本から歪んでいく。 そもそも仲間内でも自分だけが我慢を続けてきた。それは誰に言われるでもなく、勝手にしていたことだ。 ……しかし、ここで欲求のままに振る舞ったところで、何か問題があるのだろうか? 今この状況も、僧侶が言い寄ってきただけ。もしこのまま彼女を抱いたところで、仲間の期待に応えただけだ。 決して、悪い事をしてるわけではない。 (勇者としては……何も間違っていない?) 心の緊張が緩んでいくと同時に、自分の身体が目に入ってくる。 別人のように肥大化した筋肉。 自分の能力を示すバルクと、女性的な豊満さ。 勇者として相応しい、逞しく魅力の詰まった肉体。 そして、自分のことを見下ろしている僧侶。 ぶっとい太腿でこちらを固定しつつ、見下ろしながら発情している。 (僕の身体に興奮してくれてる……) 最初は異様に思っていたはずの身体、そこに魅力があるのだと気づく。 ビクビクと筋肉が震えるたび、つられて乳房もたぷたぷと揺れる。 全身がとても心地よく、身体の底から力が湧き上がってくる。 視界の下側では、僧侶の爆乳よりも逞しい自分の大胸筋と乳房が鎮座している。 (きれいな身体だし、とっても……エロい) そう認識した途端、ゾクゾクとした興奮がこみ上げてくる。 身体の疼きにあわせて股間を擦りつけるように腰を振り、乳肉が自分自身を誘うように揺れる。 性格の改変が終わるのと、理性の糸が切れるのは同時だった。 「……ははっ♪」 勇者は今まで見せたことのない楽しげな笑顔を浮かべ、上体を軽く起こす。 そしてマウントを取っている僧侶の腰を掴み、腕に力を込めていく。 「え……きゃっ!?」 ゆうに3桁に達するだろう彼女の身体が宙に浮き、そのままグルリと半回転させた。 僧侶よりも肥大化した筋肉を盛り上げながら、勇者は力ずくでマウントを取り返す。 先ほどまでのは目的が異なり、抵抗するためではない。むしろその逆……自分の欲求のままに快楽を貪るために。 「あっ……♡」 僧侶は、とても満ち足りた表情のまま顔を赤らめている。 勇者は前のめりに彼女のもとへと顔を近づけていく。 動きの途中で分厚い胸板によって押し上げられた爆乳が触れ合い、淡く甘い痺れを上半身に広げていく。 2人はこみ上げる性欲のまま、互いに極太の両腕を回し合い……。 ギュムッ! 筋肉を密着させるように思いっきり抱き合った。 顔の倍以上はある2対の爆乳がぎゅむぎゅむとたわみ合う。 圧倒的な肉量と大胸筋によって反発し合い、近づこうとするお互いの顔が途中で止まる。 身体の厚みのせいで、まともにキスもできない。 もどかしさを覚えると同時に、互いの肉体のデカさに興奮していた。 「やっと抱いてくれましたね♡」 「ここまで僕を煽ったんだから、覚悟しておきなよ」 体重なら3桁をゆうに超える巨体が重なり合う。 ボコボコと盛り上がった僧侶の肉体を抱き、ねっとりと愛撫していく。 相手の巨体を責めようと動くたび、全身のそこかしこで筋肉が盛り上がる。 発情と運動の両方で汗が滲み、肌を濡らしていく。 ミシッ、ギシッ、ギシッ…… 鈍い音を立てて軋むベッド。 そのたびに2人の筋肉と乳房が重量感をともなって揺れ、熱のこもった吐息と甘い喘ぎが混じる。 相手の体重を受け止めるたび、その衝撃で尻肉が波打つ。 「僧侶のここ、すっごい濡れてる……締め付けすごい」 グチュ、クチュッ、ヌププッ……! 「やっ♡あっ♡はあぁ♡♡」 勇者のぶっとい指が僧侶の秘所をかき回し、甘い喘ぎ声があがる。 下腹部の筋肉が目に見えてヒクヒクと収縮して、溢れだした透明な液体が内腿を伝い流れてシーツを濡らしていく。 責めが落ち着いたところで、今度は僧侶が勇者の身体を抱き寄せる。 「こんなに筋肉があっても、乳首は女の子ですね♪」 「ひゃっ……お互い様でしょぉ♡」 どんどんヒートアップしていく2人の情事。 汗にまみれた肉体を滑らせながら、衝動のままに肉体を上下させ、筋肉を盛り上げては体位を相手を組み敷き、攻守を入れ替えていく。 底なしの性欲とともに、朝まで続きそうな勢いだったのだが……。 それは、思いもよらぬ形で終わりを告げた。 ギシッ、ギチッ、ビキッ……バキャァッ! 巨体でバウンドを繰り返したためだろう。突然ベッドの脚が折れ、2人の乗るマットレスがガクンと傾いた。 想定外の出来事に、行為に夢中になっていた2人は身構えることもできず……。 「あっ」 「きゃあっ!?」 ドスンッ!!  おそらく2人あわせて300キロはあるだろう肉体が、そのまま床に投げ出される。 分厚い筋肉ボディが抱き合った状態で、質量と勢いのままにゴロンと転がっていく。 そして数メートルほど離れた位置にあった部屋の壁に鈍い衝撃とともにぶつかり、ようやく止まった。 「だ、大丈夫?」 「ええ、勇者様も……」 2人とも分厚い筋肉の鎧のお陰で、傷一つなく済んでいた。だが、自分以外のものは別である。 ここは冒険者を泊めるための安宿であり、勇者たちの装備品のような頑丈さはない。むしろそこかしこから年期が感じられる。 とくに床材の方が痛んでいたようで、2人の身体が落ちた周囲が大きく陥没していた。 くわえて壁や箪笥にも身体がぶつかったせいで大きく割れ、部屋の装飾品なども散らばっている。 それだけの衝撃が建物に伝わったわけで、宿屋全体が揺れるような振動が生じていた。 2人は部屋の惨状を眺めて少しばかり嘆息したが、すぐに互いに顔を見合わせる。 「このまましましょうか?」 「うん、まだイけてないし……」 盛り上がってる途中で突然に起きた事態のため、性欲は解消できていない。 正直、まだまだヤり足りなかった。 なのでこのまま、床の上でもまぐわってしまおうかと思って体勢を整える勇者と僧侶。 ふたたび、愛欲をぶつけ合おうとしたのだが── 「すっごい音だけど、どうかしたの?」 「僧侶も部屋にいねーし……っておい、何だこれ!?」 あまりの騒音は、隣の部屋にいても聞こえてきたのだろう。 部屋に入ってきた遊び人と女戦士。 窮屈そうにドアを潜り抜けて目に入ってきたのは、壊れたベッドと木片が散らばった床と、そこに投げ出され裸の状態で絡み合っている勇者と僧侶。 流石に女戦士も驚いて固まっている。 「あ……」 部屋に入る前の勇者であれば、裸を見られ女だとバレたショックでパニックに陥っていただろう。 しかし、肉体とともに性格すらも変えられた今の彼女は違う。 「見られちゃった♡」 ニコリと笑みを浮かべて立ち上がり、身体をブルリと軽く揺らす。 全裸であることは意に介さず、乳房を丸出しにしたまま両手を頭の後ろに組んでポーズを取る。 そして踊り子のように軽く腰をくねらせながら、全身を見せつけた。 「これが本当の僕さ♪」 中央にある顔を覆い隠せるだろうボリュームの二の腕が左右に並ぶ。 勇者らしい中性的な美貌は変わらないが、今までとは別人のような艶めかしい表情をしていた。 ギュムッ、ギチッ、ダプンッ! ポージングによって際立つのは、筋肉に囲まれ複雑な凹凸の中で深くくぼんだ腋まわり。 両サイドからは背筋がせり出して、上半身のボリュームが際立って見える。 乳房は丸々ときれいな形を保ち、その中心には爆乳の成長にあわせて手のひらサイズになった乳輪と、親指よりも太くなった乳首が濃いピンク色をしてふるふると揺れていた。 その下にあるのはボコボコと6つに割れながら、引き締まるというよりも内側から肉と脂肪で盛り上がった腹部。 引き締まってはいるが、それ以上に筋肉の厚みによって大木の幹のような印象をしている。 そこから急激に左右に広がり、プロポーションを強調するヒップ。 くわえて酒樽のように筋肉が膨れ上がってガニ股になった太腿、そしてふくらはぎまでもがパンパンに詰まっている。 顔以外のすべてが、筋肉とメスの色香で塗り潰されていた。 「ほら、勇者らしい最高の身体でしょ?」 恥ずかしげなど微塵もなく、爆乳を巨尻を揺らしながら悦に入る。 全身すべてが魅力の塊……少なくとも、彼女自身はそう揺るぎない確信を持っている。 勇者は唖然とする2人を前に、生まれ変わった自分をアピールしていた。

Comments

コメントありがとうございます!ドラクエの仕様も合わせた展開となり、自分も良かったと思います。

HNZM

コメントありがとうございます!女性パーティーゆえに、こんな感じになりました。

HNZM

濃厚! 僧侶がこんな肉食系だったとは そして性格変わるアイテムはとても良い展開でした さて、まだ影の薄い遊び人の出番はどうなるでしょうか期待です

瀬谷(アイコンは渦巻トグロウ様)

筋肉レズいいですねえ…♥

スコール☆


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