お世話になっております。
長めのマシュマロが届いたので回答不要とのことでしたが私の不用意な発言によりモヤモヤさせてしまったようなのでお返しいたします。
たぶんこれでしょうか。 https://twitter.com/pluto_305/status/1478935882774511616
こちらは不特定多数の方にお伝えしているのではなく、自作推し百合の主人公・西園寺ジュリが百合漫画読んでるくせに私は同性を好きにならない!って「言う」のが自分のモヤモヤポイントでした。「主張をあえてすることですでにある関係を牽制するのってとげとげしい表現になるよね」ってニュアンスです。
百合漫画読んでる「くせに」と表現することでうちの子がね…と作者立場から語ったつもりが、百合好き全員に向けているような言い方になってしまい、不快感を与えてしまいましたので、お詫びの代わりに少し解説いたします。
所謂「百合漫画」は作品によってテーマや人物の悩みが異なりますよね。その性質上「性別の壁」や「社会制度」はよく取り上げられています。(最近の作品では少なくなった印象ですね)
それを二人で乗り越えたり破局したりしている様を見て心を動かされたり読後感情がめちゃめちゃになったりすると思うんです。
そしてジュリは百合以外にも色んな書籍を読んでいる女の子で、バッドエンドの百合に対して、こうすればよかったのでは、と考えたりします。
→「悲恋推しカプを救いたい」
であるならば、自身の置かれている状況を何度も見たことがあるはずですし、
冷静に分析できるはずです。
→「再読カタルシス」
しかしジュリは従兄にあなたと少しに通った扱いを受けて嫌な思いをしたせいで、ひろみと出会い、言葉や思いやりを積み重ねて惹かれていることを否定していました。
→「その一言で」~「こじらせ役満の葛藤」
>女性が百合漫画を読んでいるからといって自分は同性を好きにならない!というのはある人にとってはただの事実
こちらは仰る通りです。誰にも否定されるべきではありません。
しかしこれを主張することで「百合漫画を読んでいる私を同性愛者だと思わないでほしい、私は違う、そんな可能性も今後一切ない」という必要以上の拒絶ニュアンスをはらんでいるようで私いち個人としては立花ひろみという存在が大大大好き西園寺ジュリにモヤっとするのです。西園寺ジュリ!!お前自身が!お前の気持ちを否定するような!!予防線を張るようなことを言うな!!
→「私の恐れる偏見は」
>百合を大切にすることとは無関係だと思います。
百合(ジャンル)と同性愛(指向)は別だと私は考えていますが、女性同士の恋愛を描くタイプの百合漫画であれば同性愛も作品中で肯定されているはずなので、どちらも大切にされてくれ~~~!って思います。
だから”百合漫画読んでるくせに"
「私は同性を好きにならない!」と「言う」、
立花ひろみとめちゃくちゃ文脈が出来ているのに予防線を張っている
「西園寺ジュリ」という人のありかたは棘のある自己防衛として描きました。
その後「作品と混同して好きになったと思われるのが怖かった」と臆病風を吹かせていたことに気付き、
→自己矛盾の先に
「作品が好きになった」「作者と出会えた」「百合が好きだから作者に興味を持たれた」「友だちになって色々お話した」「価値観は違ってもずっと同じ目線で同じものを見てくれた」すべてがあったから惹かれたんだと自覚します。
→今までがあったから
という、作品に対してのツイートでした。
しかし西園寺ジュリというキャラクターは高校2年生で帰国子女で頭がいいけどお友達がいないので好きなものについての交流が下手なところから作品が始まります。
いわば「未熟な百合オタク」です。
私が成熟しているとは思いませんが、彼女は明らかに成長の途中で至らない所がたくさんあります。そういう未熟なあるあるを詰め込んだ子なので、キャラクターを通して「百合が好きな女性で同性を好きにならないと主張する人」に対し配慮の欠けた発言をしたと捉えられても仕方がないと思います。
女性で百合漫画を読んでいる「あなた」のあり方を否定しているわけではありません。
私の考えで恐縮ですが、どんな感情も否定したくないと思うので、「アイドルと恋愛したいわけじゃない」というあなたの気持ちも、もちろん尊重されるものです。キラキラの推し私も大好きです。
しかしそれを必要以上に否定すると「アイドルと恋愛出来たら嬉しい!」と憧れる気持ちのある人を委縮させたり「夢見がちで馬鹿みたいだよね…」と凹ませるんじゃないかと考えます。どんな想いを持ってもいいし、人間だから好き嫌いや主張の違いはあるけどお互い尊重し合える相手と仲良くしたいものですね。
ただ結局これも「私は違う!」と言って主張する人を否定しているように見えてしまったのでままならないですね。文脈オタクなのでぽっと出の属性だけ見て否定したりしてはいない…はずです。もやもやさせてしまい申し訳ありませんでした。
そういえば私も百合漫画描いてる人間としてオフ会に参加した際、突然親しくもない人から私はレズビアンじゃないから!無理だからね!と謎のお断りをされたことがあります。その方は「百合漫画を読むオタク」でした。百合読んでてもオタクでも結局合うか合わないかは人ですね!
外野からの意見ってしんどい時は「もお~放っておいてくれ~~~~!!」と思いますが、大切なのは自分を大事にしてくれる人との対話ですから、「私の作品を読んで続きを楽しみにしてくれるあなた」に私なりに真摯に回答してみました。頂いたマシュマロに答えたこの経験も作品の糧にいたします。
読んでいただきありがとうございました。