お世話になっております。
表題の通りで、少し長くなりそうだったので記事を分けることにしました。
この記事は印刷物のレビューで、次回は価格、HPや入稿システムの使いやすさ、総合所感など書いていきます。
完全に個人的なレビューなので悪くは言いませんけど気になった点は普通に書きます。
先日発行いたしました新刊「推しが本垢で燃えた」ですが、思うところあって別々の印刷会社4社に依頼することにしました。以下が経緯になります。
引用元ブログ:https://kokoro.eikou.com/archives/1234
そういうわけで給付金の書類すら届いてない状況でございますが無事手元に届きました。
使用した印刷所は
「栄光」さん 「緑陽社」さん 「POPLS」さん 「おたクラブ」さんの四社です。
今回気付いたんですけど、おたクラブさんは専用段ボールではなく、無地のもので、送り元も「合同会社いこい」で来るのでぱっと見オタバレしなさそうですね。内容物に「無線閉じB5冊子」とは書いてあるけど…
※6/3追記
段ボールは変更になるかもしれないそうです
https://twitter.com/otaclub/status/1266921881501753344?s=20
逆に緑陽社さんは外箱にしっかりタイトルまで書いてあり爆笑しました。あっぶねえ~!「新田美波はセックスなんかじゃありません!」とかいうタイトルにしなくてよかった~~~!!!(あの漫画は私を下ネタ漫画描くことに吹っ切れさせてくれたので今でもお気に入りです)
※6/4 追記
緑陽社さん「宅配伝票へのタイトル非表示を希望される場合には、ご予約・ご発注の際にお申し付けいただけましたら対応いたします!」とのことです。タイトルではちゃめちゃするタイプの方も是非。
表紙の発色はこんな感じ!
裏側の方がわかりやすいかもしれない…
おたクラブさんと緑陽社さんは同じ表紙紙を使っていますが、厚みが違うので湿気もあるんですけどおたクラブさんの方は反りやすいかもしれません。
※6/3追記
表紙紙変更されたらしいです。今のところ緑陽社さんの本は反ってないので200kg以上あれば安心できますね!
https://twitter.com/otaclub/status/1266921069492895747?s=20
発色については、同じマゼンタで入稿してもこの違いです。でも私はずっと見てるからゲシュタルト崩壊してきました。ニチアサピンクっぽいのがおたクラブさんで一番濃いめなのがPOPLSさんです(伝われ)
私は表紙の色味にこだわるタイプではないので、とにかくビビットなマゼンタでRGB入稿して、CMYK変換は印刷所のプロに任せています。
「おたクラブ」さんのみデフォルトで「RGB印刷」ができます。詳しいことはわからんがこの発色はすっげぇ!
他印刷所はCMYK変換に関する見解は概ね、RGB入稿はOK!でも社内で変換するので多少印象が変わってしまうかもしれません!って感じです。気になった方は調べてみてください。
■表紙色味印象まとめ
RGB印刷ができるので発色が綺麗なのはおたクラブさん
CMYK変換しても色が沈まず全体的に明るくなるのが緑陽社さん
色味が一番強く濃くて印象的、白がセピアっぽく沈むのがPOPLSさん
全体のバランスがいいのは栄光さん
という感じです。
次は本文。
ベタ多めのページを比較してみました。
黒の暗さは圧倒的に栄光さんが強い!アクションの多い作品やゴリゴリのギャグマンガみたいな画面に迫力が欲しい作品に向いてるかもしれない。
おたクラブさん・POPLSさんはオンデマンド印刷なのに全然テカらない。すごい。オンデマンドの時代が来ている。
参考:オンデマンドとオフセットの違い:https://www.kinkos.co.jp/wp/column/difference-of-offset-on-demand-printing/
意外だったのが緑陽社さんのベタの薄さ。
ちょっと一年前の合同誌「狐空母のお嫁入り」(同じ本文用紙を使用)を引っ張り出してきました。あ、まだ持っていない方は是非(自然な宣伝
やっぱり今回は薄い気がする…?ちょっとこちらは調べておきます。
※6/4 追記
緑陽社さんに確認したところ、「インクの濃度は原稿の内容(ベタや細い線の有 無・程度)や印刷時の温度・湿度、インク自体のコンディション、さらには細い線とベタのどちらを優先するかといった印刷オペレーターの判断により差が生じるものである」という回答をいただきました。
もしスミの濃度にこだわりたい場合はベタ濃度見本として手元にある現物を送ると調節していただけるようです。
つまりうちの本と同じようにしてほしい場合は緑陽社さんに送付してもらえばいいのかもしれません。そんな使い方が…(自然な宣伝
本文末尾の網トーン比較はそこまで変わりがわからなかったです。おたクラブさんがちょっと薄いかな…程度?
グレスケは結構差が出ました。オンデマンドのおたクラブさん・POPLSさんは黒濃いめに、オフセットの栄光さん緑陽社さんはもう少し表現に段階を踏んでる感じ(?
1px~30pxまで並べた線はコマ枠とか細い線の表現が印刷に出るかどうかみようと思ったんですが、緑陽社さん・POPLSさん・栄光さんは全く問題なく、おたクラブさんだけ1pxが少し霞んだかな…ぐらいで、めちゃくちゃ神経質に言えば、と言うだけなのでほとんど問題ないと思います。
参考でおたクラブさん1pxの印刷具合をアップで。
ちなみに印刷テストの為セブンイレブンの印刷機で印刷した時は存在が消えていました。1pxくん…!
あと見ればわかりますがセブンのコピー機はグレスケ原稿の方がいいです。トーンは事故る…
■本文印刷印象まとめ
オンデマンドでテカリもなく過度に細い線以外はイケるおたクラブさん
黒が多少薄いのは気になるが細い線もばっちりの緑陽社さん
オンデマンドだけど細い線もでるしベタもテカらないPOPLSさん
黒が一番濃い目でグレスケの表現の幅が広い栄光さん
余談ですが今回は綾波の表情とか柔らかい表現がしたい場所が多かったのでクリーム色の本文用紙を使いましたが、読む時に疲れなくていいなあとも思いました。
次回は価格、HPや入稿システムの使いやすさ、総合所感など書いていきます。
来週の水曜日に更新予定です。
6月は試験的に水・土曜に更新してみようかな~と思ってます~よろしくお願いします。
■オマケ
がんばろう同人!プロジェクトなるものを栄光さんのサイトで知りまして、参加している印刷会社3社にアマビエちゃんの遊び紙をつけてもらいました!上から緑陽社さん・POPLSさん・栄光さんです。かわいい!特にPOPLSさんのやつは古のオタクに刺さる目に痛いグラデ印刷なのがたまりません。
比べてみるのめちゃくちゃ楽しい~~~~~!!!
以上です。