背景わからん!という声をよく耳にするので久しぶりにメイキングというか講座的な何かを投稿します。
あくまで私の個人的な描き方なのでちょっとした参考程度になればと思います。
今回は部屋を描いていこうと思います。
今回はパースの細かい話は省略しますがパース線の便利な書き方だけ記載します。2D背景界隈ではまだまだphotoshopが主流のため限られた方にしか伝わらないかもしれず申し訳ないですが、もしかしたらクリスタ等でも似た機能があるかもしれないです。
一番わかりやすい一点透視法でいきます。
真ん中らへんにアイレベルを描き、多角形ツールを選びます。↓
パスオプションを開き、星形にチェックを入れて、辺のくぼみを99%にします。
するとこんな感じの集中線みたいなものが一気に描けます。これでパース線の完了です。
先ほど描いたパース線に合わせて、天井、床、奥と両サイドの壁の5面が見えるように線を引きます。
この時パース線を薄くすると見やすいです。↓
パース線に合わせて物を配置していきます。
物を描く時におすすめしたい方法が平面素材を作ることです。着彩の際にも大変役に立つので是非使っていただきたい方法です。
例えば左奥に棚を置きたい場合、↓まずこんな感じで正面の状態を描きます。
そのレイヤーを右クリックして「スマートオブジェクトに変換」を選びます。
そして自由変形でパースに沿わせるだけです。スマートオブジェクトなので何度も修正可能ですし楽ちんです!
この調子で他の場所にも物を置いてみました。
ざっくりなので汚い線ですがこれで線画は完了です。
わかりやすいようにいったん物は消しました!
固有色を決めます。壁はクリーム色、床は木目調のフローリングを想定して茶色にしました。
説得力のある背景を描くために重要なのが光源です。ここで最も強い光源を決めます。
窓と天井の照明、どちらを光源にするか…。昼間なので照明は消して、奥の窓を光源に決めます。
影をつけて部屋の空間を表現していきます。
窓が光源の場合、意外かもしれませんが窓がついている奥の壁が一番暗くなります。左右の壁と天井は同じくらいの暗さで大丈夫です。(厳密には違いがあるのかもしれませんが私はこだわってないです。)
乗算などで四隅を暗くしていきます。これだけで部屋っぽくなったかなと思います。
物を配置し直して固有色をつけました。
光源に合わせて物にも影を付けていきます。壁への落ち影を忘れずに!
影を付けました。影の方向は今回は太陽が真ん中にあると想定して、大雑把にパースに沿わせていますが、絵の見映え優先で多少嘘をつくこともあります。
次に光を描いていきます。窓からの光がどの面に当たるのか考えながら描いていきます。下の方に光源がある時は別ですが、だいたいは上面を光らせます。
次につやつやした物体に帯状のハイライト(オビハイ)を入れて材質の違いとアクセントを出していきます。
オビハイを手っ取り早くそれっぽく見せるために私がよくやっているのが、ハイライトを入れてからぼかし移動ツールで真横にぼかす方法です。
最初からエアブラシで描くと生っぽくなるのでこちらの方がお勧めです。
↓オビハイについてわかりやすく説明されていたので共有します。
オビハイを入れました。
次に影をぼかしてリアルにしていきます。ついでにベッドのしわを描きます。
次にテクスチャを貼ります。どの工程で貼っても大丈夫です。
テクスチャも素材(正面素材)を作っておいてスマートオブジェクトにしてパースに沿わせます。
テクスチャを貼った状態です。棚や机、壁にもうっすらと貼っています。
フレアを入れた場所です。↓
中央の窓にかかるフレアは「スクリーン」と「覆い焼き(リニア)-加算」を赤茶色っぽい色で。
最後に線画を薄くして、明暗を調整し、フレアを入れて、本棚に本を入れたり額を増やしたりエアコンを足したり、寂しい部分を描き足しました。これで完成です!
ガラッと変わったように見えますが、フレアなどの効果を入れたことにより絵が引き締まっただけで実際はそんなに描き込んでいないです。
ちなみに線画を薄くするだけでかなり仕上がった印象に変わります。
こういう遊びができるよ!
今回は全体的にざっくりだったのでまた別の記事でもう少し踏み込んで解説できればと思います。
時間帯差分もつくりたいなあ…
ここまで見ていただきありがとうございました!
この記事は今月いっぱいまで全体公開にする予定です。
もくず
2022-09-22 12:37:01 +0000 UTCもくず
2022-09-22 12:34:27 +0000 UTCDelphinus
2022-09-10 18:25:30 +0000 UTCトマカズ
2022-09-09 13:06:33 +0000 UTC