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【試し読み】土曜日の休みにお姉ちゃんと喧嘩をして見限られそうになるお話

小学4年生の秋のこと。

最近、中学生1年のお姉ちゃんがやたらと口うるさいと感じていた。


母が仕事で家に居ない日、ちょっとでも門限ギリギリに帰ると「遅いよ?どこ行ってたの?」と問い詰められ、それに対して「どこでもいいだろ!」とかちょっとでも反発するとお説教と泣いて謝るまでこちょこちょのお仕置き…


その後も、「お箸の持ち方が違う」とか「宿題は終わらせたの?」とか細かく口を出され、渋々お姉ちゃんの言うとおりに従う日々を送っていた。


そうしてやってきたある日の土曜日。

今日こそは一日中だらだらと過ごしてやるんだと心に決めて、朝寝坊をするくらい寝てやると思ってベッドで再び微睡み始めた頃……


コンコンコン、とノックの音が聞こえてすぐに「入るよ?」とお姉ちゃんの声が聞こえてきた。


「んん~……?」


「もうすぐ朝食の時間だよ?早く起きて顔洗ってきなさい。」


「………ぅるさい………」


「ん?なに?今なんて言った?」


「朝っぱらからうるさい!!せっかくの土曜日なんだからもうちょっと寝かせてよ!!ばか!!ざこざこおっぱいのくせに……ぁっ…………」


寝ぼけたまま勢いに任せて強気な事を言ってしまったと後悔するも、もう遅い。お姉ちゃんの顔はすーっと冷たい眼をしていて、一気に背筋が凍るような思いでガタガタと震えてしまう。


「で?言いたいことはそれだけ?」


「ぁ…えっと……ごめんなさい……」


「そう。じゃあ反省するまでお仕置きしてあげるね。」


「ひっっ…!?や、やだっっ、は、離してよぉぉ!!」


ベッドに飛び乗ってきたお姉ちゃんにあっという間に組伏せられ、両腕は万歳させられて太ももと膝の裏で挟み込むような人力拘束をされ、無防備な腋の下に指を添えられて顔を覗き込まれる。


この体勢になると絶対逃げられないし、お姉ちゃんが許してくれるまでこちょこちょされ続けるしかない……


少しでも脱出の可能性を信じて足をジタバタとベッドに打ち付けてみたり、腕を動かそうとするも無駄な抵抗だった。


暴れ疲れて諦めると…


「もう抵抗しないの?じゃあお仕置きね」と言われて情け容赦なく無防備に伸ばされた腋の下を薄いパジャマ越しにこちょこちょされてしまう。


「んひぃぃっっ!?ぎゃぁぁぁぁぁっあははははははははははははは!!!!いやっっ、やめっっっだめぇぇぅぁぁぁぁぁぁぁぅくひゅぐっだぃぃぃっぁぁぁぁぅはははははははははははははは!!!」


「こちょこちょこちょこちょ~♪ほら、ごめんなさいは?」


「ごめっっ、ごめんなざぃぃっぁぁぁぁっあはははははははははははいひゃぁぁゆるしてぇぇぇっっ!!!」


「だめ。まだ反省してないから許さない。」


ニヤニヤと意地悪な笑みを浮かべながら顔を覗き込まれ、お姉ちゃんに力で勝てずされるがままにこちょこちょされる悔しさと恐怖と死にそうなくらいのくすぐったい感覚で頭が真っ白になる。


お姉ちゃんが小学生だった時も、こうしてしょっちゅう、いや、毎日こちょこちょされていたけれど、中学生になってからは一段とくすぐりの技術も上がっているような気がしていた。


母と同じように"くすぐり拷問師"になることが夢だと昔から話していたし、学校や知らないところで特訓を重ねているのかと思うと余計に恐ろしくなってくる……


「ほら、さっき私に何て言ったの?もう一度言ってみなよ?」


「ひぃぃっっご、ごめんなざぃって言いまじだぁぁぁっっぁぁぁぁぁっそこだめぇぇぇぇ!!!!」


「違うよね?私に暴言吐いたよね?私に向かってそんな言葉遣いをしていいんだっけ?」


「ぎゃぁぁぁっよ、よぐないですぅぅぅぁぁぁぁっばかって言ってごめんなざぃぃぃっぁぁぁぁぁぁっばかは自分でじだぁぁぁぁぁっぁぁぁっひぃぃぃっっに、二度と言いませんからぁぁぁゆるじでくださぃぃぃっっぁぁぁぁぁっっ!」


首筋や腋の下、脇腹やお腹などくすぐったく感じるところを容赦なく的確にねちねちと拷問のような追い詰めるくすぐり方で責められ、反抗心は一瞬にして折られて目にはうっすらと涙を浮かべて口の端から涎を垂らしながらひぃひぃ笑い狂ってごめんなさいをしてしまう。


しかも、お姉ちゃんに理詰めで冷静にお説教されながらこちょこちょされて、精神的にも身体的にも追い込まれる。


しばらくこちょこちょされ続け、これ以上くすぐられたら気絶するかもしれないという段階になってようやくお姉ちゃんはくすぐっていた指を止めてくれた。


「はい、そろそろ勘弁してあげる。これに懲りたら二度と私に暴言吐かないこと。次言ったらマジでくすぐり殺すから。分かった?返事は?」


「ひっっっ……わかりまじだ……」


「そう。じゃあさっさと起きて着替えて顔洗ってきなさい。朝食に遅れたら許さないから。」


お姉ちゃんは冷たく吐き捨てて部屋を後にしていった。

時計を見ると7:20を指している。

朝食の時間は7:30。ぐったりと疲弊した身体で飛び起き、慌てて歯磨きや洗面を済ませに部屋を出た。


続きのお話(本文約4,800文字)

土曜日の休みにお姉ちゃんと喧嘩をして見限られそうになるお話



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