「命乞いはせん」
「煮るなり焼くなり好きにしろ・・・」
つい1年ほど前までは、高貴な王宮騎士として
民の羨望の的であったマリアンヌ。
しかし先の戦にて敗北し、国は崩壊。
捕虜となり処刑されそうになったところ、
その美しさを見初めた戦勝国の王族にひきとられ、
奴隷として生きながらえることとなった。
命だけは助かったもののその生活は、
マリアンヌ想像よりもずっと屈辱的な日々なのであった。
そんなある一日。
今日も今日とて、屋敷にはマリアンヌの嬌声が響き渡る。
「食事の配膳が遅かった」と難癖をつけられ、
そのお仕置きとして、遊戯部屋にて、
猫になりきって反省することを要求されているのだ。
「ホレホレちゃんと全力で猫になって反省してみせよ♪でなければ明日もお仕置きだぞ♡
奴隷騎士となったマリアンヌであったが、
その心は折れておらず、誇り高い騎士のままだ。
だからこそ、好き放題くすぐりまわされ、
爆笑を強いられ弄ばれる状況において、
とてつもない屈辱感を噛み締め続けなければならないのである。
敗戦の瞬間に命をあきらめたマリアンヌであったが、
なんやかんやで生き抜く理由が見つかったのであった。
めでたしめでたし?
※
<セリフなしver.>
※
「奴隷騎士」という概念をみかけて、感銘を受けて描きました。笑